ホームページの構築

中小企業にとって、自社のホームページは自社の情報を全国に、全世界に発信できる効果的な営業ツールになります。 中小企業のIT活用の第一段階として、自社の信用力向上や、販路拡大などに活用することが有効です。

1.中小企業におけるホームページ活用の実態

少し古い数字ですが、平成27年度中小企業庁「平成27年度中小企業白書」によると、ホームページを開設している中小企業の割合は64.4%です。

ホームページを開設した目的は
・広報(自社紹介)による信用力の向上 43.2%
・販売促進 17.0%
・新規受注先の拡大 14.7%
・商品説明 14.2%
などですが、今や中小企業にとってもホームページはあって当たり前になってきています。

2.ホームページを活用するメリット

中小企業にとってホームページを活用するメリットは非常に大きいと言えます。
企業にとっての販売促進(プロモーション)費用は、かなり高価になり、また伝えられるエリアも限定されます。

◆テレビCMや新聞広告は費用が高い
◆DM(ダイレクトメール)やテレアポ、飛び込みセールスといった営業手法は、人件費や経費がかかる

しかし、インターネットを活用した情報発信、宣伝、販売促進は大きな費用をかけずに効果的なマーケティングが可能です。

〇インターネットでは、コストをかけずに効率的に情報提供が可能
〇企業情報・製品情報・サービス情報を全国・世界に発信することができる
〇更新により、最新情報を伝えることができる
〇新製品や新サービスを提供できるタイミングに合わせて効率的な情報発信が可能
〇情報量の制限がなく、効果的な見せ方ができる。(動画など)
〇企業の信頼度が向上
〇顧客は、何かを調べようとする時に、インターネットで検索する

3。ホームページの目的を明確にしましょう

何のためにホームページを作るのかを決めないと、効果的なホームページになりません。

■例えば会社、事業の紹介
名刺交換した人が、どんな会社か確認する際にホームページがあれば効果的です。

■問合せ、受注につなげたい

■ネット検索から、自社の会社情報、商品情報を伝え、問合せや、見積依頼につなげたい

■ネット販売を始めたい

■自社製品をネットで販売して、少しでも売上に貢献できればいいのだが

その他、以下のような目的が考えられますが、これらの目的を最初に明確にして、その目的に合ったホームページにする必要があります。

・商品やサービスの告知 情報発信、ブランディング化
・とりあえずホームページを持ちたい
・もっと売上があがるようSEO対策をしたい        売上拡大
・CMSを導入したホームページにして更新を楽にしたい  情報発信
・デザインをかっこよくしたい             ブランディング
・サイトを整理したい   
・就職希望者を募集したい               採用
・就職希望者に会社のことをよく知ってもらいたい    採用

4.顧客ターゲット


誰にホームページを見てもらいたいのかを想定することが重要です。

そのためには、現在会社で販売したり、サービスを提供したりしているのは、どんなユーザをターゲットにするのかを明確にする必要があります。

◆自社が狙いたいターゲットユーザの明確化
 ここが曖昧だと、この後のサイト設計やコンテンツ作成がブレてしまいます

◆彼らが何を求めているのか
 彼らが抱える課題やニーズを購買プロセスに沿って考えることによってターゲットニーズを把握することにつながります。
 この時、こんなにいい製品を扱っているのだから、売れるはずではなく、あくまでも顧客視点から発想することが大切です。

◆課題・ニーズに応えるコンテンツを考える
 課題・ニーズに応えるコンテンツを購買プロセスごとに洗い出し
 Webを使って自ら探し出す顧客の購買行動を意識し
  顧客の購買プロセスや意志決定を支援するWebサイトにする必要があります

ホームページ制作を業者に依頼する際に気を付けることについては、次のページを参考にしてください。

事業承継 中小企業診断士 長谷川綱雄